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アルプスデビューしちゃった話

6月に2度目の上高地を訪れて、北アルプスの山々を眺めていたら
低山すら登ったことがないのに
登ってみて―!!
って、ふと思っちゃって
夜な夜なYouTubeさ



上高地から眺めた北アルプスではございませんが・・・
なんだかさ~
ここなら登れちゃうんじゃね?
って気になっちゃって


無謀にも
無謀にも

行っちゃう?って



毎日毎日
ライブカメラで思いをめぐらせ
週間天気チェックして・・・
雨マークがついたり消えたり
太陽マークが真っ赤になったりオレンジになったり



なんやかんやで決行
8月の最初の土曜日のことですわ
車中泊で まぁ いつものことながら そら寝れませんわ

隣で夫がス~ピ~音を立てて寝てて
ほんっと いつでもどこでも寝られるんやな
腹立つわー
で、イラついて
益々寝られませんわ
耳栓したものの
今度は自分の心音が気になって・・・
うわぁぁ~イライラMA~X

まぁ、ウトウトはしたんだろうけど
結局眠れないまま
空が明るくなってきたなーなんて思っていたら、アラームが鳴った
未だ4時半なのに、バス待ちの列はびっくりするほど長くって・・・


でも
ふぉっふぉっふぉぉ~
余裕なのさ

いやーぁ 金に物言わせて
「早朝指定きっぷ」ゲットしておいて良かった~
臨時の5時発のバスに揺られ
朝一ロープウェイに乗り込んだ



心配していた天気も思いの外良くて
目の前に広がる景色は
いやっほーい
なんて壮大なんだ~
感動!


YouTube見まくったから
高山病には気を付けないとな~って
小1時間程テラスで体を慣らして

そうそう
生まれて初めての登山届を提出
なんか仰々しいような気もするけど
大事よね~

信州駒ケ岳神社で無事の帰還を祈って
いざ出発じゃ


それにしても
千畳敷カールの反り立つ壁 まじ、反り立ってんの やべー
意気揚々と歩きだしたものの
あーしんど
いつも間にやら 脈が速くてヤバっ
足は重いし
ぜんぜん楽勝ちゃうやん
YouTubeは「初心者」で検索したやん
なのになんで?なんでこんなにキツイ?
これが初体験の空気が薄いっちゅーことなのか
それとも お賽銭ちょっとケチったのがあかんかったんか・・・

気がつくと「ハアハア」息が速くって
これ絶対聞こえてるヤツじゃん
後ろで夫が平気そうなのが
あ~悔しい
でも、これが今の精一杯


人を避ける隙間を探しながら少し進んでは
「ごっめーん休憩」
息を整えてまた登り始めるの繰り返し


途中で立ち止まって息を整えている人を見ると
「わかるよ~」
って、なんか妙に安心したりして


八丁坂は 千畳敷カールの最難関の急登らしいけど
YouTubeじゃあ、そんなに急登には見えない訳よ!
あ~騙された~

それでもなんとか乗越浄土に辿り着いて
振り返って見る景色に、2度目の感動!


もう十分じゃね
もうここで潔く退散しようかなー
なんて頭をよぎったけれど
アルプスデビューしてくるぜ!!!
なーんて豪語してきちゃったもんだから「行くしかないな」って



遠目で見る中岳は
なんだ結構緩やかじゃん・・・
もしかして
この先楽勝?



・・・な訳なくて



ゴロゴロ石に悪戦苦闘
「もう駄目かも~」
弱音を吐きながら登って登って
たどり着き


この先に見えるのが木曽駒ケ岳
ウヒョーまたここから降るんかーい・・・なんて言ってる余裕は正直なくて
せっかく登ったのに・・・・・・・・
テンションただ下がりで、黙々とひたすら降るのみ
そして降り切ったらまた登る


それでも歩き続ければ
たどり着くもので
再度の感動!


高度は3000メートルにちょっと足りないけれど
ポテトチップスの袋は
パンパンに膨れ上がってて
開けるとプシュ~っと音をたてて空気が抜けた
そりゃそ~だよね~


下山途中で
雷鳥に出会い
なんてラッキーな!



千畳敷を降るのは
登りと違って息は上がらないものの
足を滑らせたらどうしよう
ってビビりまくって 超へっぴり腰
途中何か所か 後ろ向きで降りたりして・・・
あ~恥ずかしや

自然界からお許しがもらえるのなら
ここまでロープ―ウェイ通してくれよ~
と思ってしまう



八丁坂の登山口まで戻って
この先真っ直ぐ進むとお花畑 右に進むと千畳敷駅

「さあどっち」と聞かれ
迷わず
「右」

高山植物がきれいに咲く季節なのに
お花畑を一周する体力も気力も残ってなくて
もう木曽駒は充分!!
二度と登らない!!!
次は花畑だけに集中するために来ようと誓って
下りのロープ―ウェイに乗り込んだ



翌日は
階段を降りるのに結構な苦労をするほどの太ももの筋肉痛も
その翌日にはすっかり良くなって

やっぱり来年また行っちゃおうかな~
なんて思ったりしている




木曾駒ケ岳登頂のイラスト

↑ホントの写真は、笑ってません トホホ


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